北杜市 オオムラサキセンター 公式サイト | 国蝶オオムラサキの生息地北杜市長坂町にある展示施設

限られた条件で最大限のパフォーマンスを!!

update : 2016年11月22日 /

間伐材に、ヒイロタケというキノコの一種が生えていました。
20161122of - ヒイロタケ(2)
その名の通り、鮮やかな緋色をしています。
20161122of - ヒイロタケ(3)
引っくり返してみると、裏面はモコモコしたマット状になっていました。
ここで胞子を形成し、分散します。
 
拡大して見ると、
20161122of - ヒイロタケ
裏面には小さい穴がびっしりと空いていることが分かりました。
この様に、複雑な形を作ることによって、
表面積を大きくし、より沢山の胞子を残しているのですね。
限られた体の大きさの中で、最大限のパフォーマンスを発揮するための工夫です。

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