本日は、一日中雨が降り、
陽の光と夜の冷え込みによって表面が固くなった雪が
少し柔らかくなり、沈み込んだようでした!
生態観察施設びばりうむ長坂の屋根の上に積もった雪も
寒波による冷え込みが厳しく、
なかなか溶けずにまだまだ残っていましたが、
今日の雨で、少し変化があるかもしれません。
施設内を歩いてみると、
ポタ、ポタ!と、大粒の雪解け水が
たくさん落ちてきていました。
その下にある、エノキの木の根元の落ち葉は、
一日中降った雨水で濡れていました。
しかし、重なった落ち葉をどかしてみると…
そこまで水はしみ込んではいませんでした。
その中で、オオムラサキの幼虫「ムーちゃん」たちは、
「雨も滴るいい幼虫」となっていました。
輝いています…!
雪の上、雨も降ってくれ、
乾燥しがちな冬にありがたい恵みです。
そんなムーちゃんたちですが、
ある、1枚の落ち葉に居た2頭の幼虫を比べてみると…
このとおり。大きさが異なる様子が
わかりやすく見られました。
体全体の大きさが違えば、もちろん顔の大きさも違います!
一頭一頭見るだけでは、同じ越冬幼虫ですが、
落ち葉につく幼虫たちをよくよく見比べてみると、
大きさや表情が少し違う様子が見られます。
小さな中でも、個性が豊かな幼虫たちのでした♪