この時期、
立木の皮をめくって虫を探していると
見つかる虫はさまざまです。
その中には、
とても小さく、拡大をしなければ
なかなか姿は見えにくい虫もいます。。
その一種が写真の虫!
大きさは数ミリしかありませんが、
拡大をしてみると、、、
大きなハサミを持つ、「カニムシ」の仲間です!
地上50cm程のところや、目線程の高さのところなど
木の皮の隙間に平坦な体を木に沿わせ、ジッと過ごしていました。
まさに、カニのような姿!にも見えますが、
体は長細い形をしており、
しっぽのないサソリのようにも見えますね。
しかし、まるでクモの仲間のように
糸を出せる仲間もいるようです!
また、このカニムシは頭部にある1対の目(単眼)が目立ちますが、
目が見られない仲間もいるといわれています。
小さいながら、とても繊細で特徴的な姿で、
見つけると、うれしくなってしまうのでした…♪