北杜市 オオムラサキセンター 公式サイト | 国蝶オオムラサキの生息地北杜市長坂町にある展示施設

どうなんでしょう?

update : 2017年3月14日 /

ウグイスのぐぜり鳴きも聞こえるようになってきたこの頃ですが、
まだまだオオムラサキの幼虫「ムーちゃんたち」は、落ち葉の中で寝ています。
 
冬を越えるムーちゃんたちが寄り添って頼る落ち葉。
基本的に、過ごしている場所がエノキの根元ということもあり、
食草であるエノキの落ち葉であることが多いですが、
傍に別の種類の落ち葉がある場合、構わずに様々な種類の落ち葉に
くっついている様子を見かけます。
  
木から落ちる前の葉は、だいたい平らな形をしている葉ですが、
落ち葉になるとクルッと丸まったり、ぐにゃりと曲がったり…
形がかなり変形してしまいます。
そんな落ち葉にも、
20170314af - オオムラサキ(幼虫) (2)
身体を曲げたり
20170314af - オオムラサキ(幼虫) (1)
そらしたり…
うまい具合に、ピタリと合わせて張り付く様子が見られます。
生態観察施設びばりうむ長坂では時折、
「その体勢が寝やすかったの…?」
と問いかけたくなるような体勢で寝るムーちゃんを見かけます。
20161216af - オオムラサキ(幼虫) (2)
ムリがあるようにも見えますが…不思議ですね。
20170314af - オオムラサキ(幼虫)

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