

水槽コーナーには様々な魚がいます。
カワムツ、アブラハヤ、タナゴ…個性豊かですが、多くはコイ科の魚たち。
胸鰭や背鰭など基本的な形には共通点があります。
一方で、新顔のアマゴはサケ科の魚。
胸鰭や背鰭など同じようなところもありますが、コイ科の仲間にはない特徴があります。
小さなものですが、よく見ると背鰭の後ろに小さな鰭を備えています。
これは脂鰭と呼ばれる鰭で、サケ科の魚の特徴でもあります。
よく分からない魚でも、この脂鰭があればとりあえずサケ科の魚であることが分かります。
みんな同じような形に見えますが、よくよく見ると魚の種類によって独特の特徴を持っています。
ただ見つめているのも面白いですが、細かい所を観察するとさらなる発見があります。
食卓に並ぶ機会が多い「ししゃも」や「イワシ」には脂鰭はありませんので、機会がありましたら観察してみて下さい。(笑)