北杜市 オオムラサキセンター 公式サイト | 国蝶オオムラサキの生息地北杜市長坂町にある展示施設

かっこいい!

update : 2017年2月1日 /

今日はメススジゲンゴロウを紹介します。
 
このゲンゴロウは中部地方以北の本州と北海道に分布する、体長14mm~17mmの中型種です。
氷河期の生き残りともいわれている種類で、
本種が観察される水域は標高の高い地点にある場合が多いです
(北海道や東北では平地に近い地点からの記録もあるようです)。
20170201tf - メススジゲンゴロウ(メス)
メスの上翅には、左右4本ずつの深く彫り込まれたスジがあり、これが名前の由来になっています。
 
一方、オスにはこのスジがありませんが、体は鈍い黄金色に輝きます。美しい!
20170201tf - メススジゲンゴロウ(オス)
体色の鈍い黄金色といい、石を彫刻刀で彫ったようなメスのスジといい・・・
うーん、かっこいいゲンゴロウです。

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