北杜市 オオムラサキセンター 公式サイト | 国蝶オオムラサキの生息地北杜市長坂町にある展示施設

黄金

update : 2017年1月31日 /

ミヤマクワガタといえばご存じの通り、耳状の突起が頭部にある独特のクワガタムシです。
では、外国のミヤマクワガタはどうでしょうか。以前、ヨーロッパミヤマ(ユダイクス)をご紹介しましたが、
世界にはまだまだたくさんのミヤマクワガタの仲間たちがいます。
 
そのひとつが、写真の「ルニフェルミヤマクワガタ」
20170201hf - ルニフェルミヤマクワガタ (成虫/オス)
こちらはオスで
20170201hf - ルニフェルミヤマクワガタ (成虫/メス)
こちらはメス。
このミヤマクワガタは、インド、ミャンマー、ネパールなどに分布しています。
標高の高い場所に生息しているので、ミヤマらしく高温と乾燥にはめっぽう弱いです。
日本のミヤマクワガタと比べると、体の割には頭部の突起が発達していません。
大アゴも形が異なり、どちらかというとフタマタクワガタのような雰囲気もあります。
しかし、このミヤマクワガタの特徴はなんといってもその体毛。
日本のミヤマクワガタにもありますが、それよりも遥かに多いです。
「黄金のミヤマ」とも呼ばれており、新成虫は特に美しいです。
 
写真の個体は、現在バックヤードで休眠中。
お目覚めは5月頃でしょうか…?
上手く休眠出来たら、展示したいと思います。

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