とある森で、立ち枯れている木の樹皮を観察していると…
めくれた樹皮の下から、チラリと覗く3本の毛が…
この鱗粉をまとった輝く毛は…!
陽に当たるとキラキラと美しい反射をしてくれる「イシノミ」でした。
その近くの樹皮を少しめくってみると、樹皮の裏はイシノミランド!
イシノミたちがまとまってなんだか可愛らしく数頭ジッーとしていました。
朽木の居心地がよかったのでしょうか。虫たちにとって、樹皮の裏は風も避けれてよい場所なのですね。
しかし、同じ日の夜…少し違う場所で同じく樹皮を観察していると…
ドドン!と樹皮の表面に登場しているイシノミを目撃…
少し寒さが緩んだ夜とはいえ、日中よりさらに冷え込む冬の夜…
時折驚かせてしまうと、越冬中でもピョン!と跳ねる様子を見かけることもありますが…
木の割れ目にも樹皮の裏にも入らず、ただ佇んでいるイシノミ…
貫禄があり、またステキに感じました。