北杜市 オオムラサキセンター 公式サイト | 国蝶オオムラサキの生息地北杜市長坂町にある展示施設

遭遇…!

update : 2016年12月23日 /

今日は、朝の開館作業中に、変わった形の生き物と遭遇しました。
カマドウマ科の仲間です。
20161223tf - カマドウマ
薄暗く、ジメジメした場所に多く生息しており、
クワガタが潜む樹のウロをのぞき込むと高確率で遭遇します。
筆者の苦手な虫の一つです。。
 
バッタやコオロギを含むバッタ目に属する昆虫ですが、
彼らには翅がなく、ダンゴムシのような丸い背中に、
コオロギの足をくっつけたような、独特な姿をしています。
その姿が不快だとして、人目につくと真っ先に殺虫スプレーを吹きかけられるか、
家の外に追い出される存在ですが、
かつては民家の竈(かまど)周辺によく見られる身近で馴染み深い昆虫の一つだったようです
(カマドウマという名の由来でもあります)。
 
なお、海外には「ジャイアント・ウェタ」という、
100mm近い大きさになる種類が生息しています。
個人的に、センターの奇虫コーナーに展示したい生き物の一つです。

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