北杜市 オオムラサキセンター 公式サイト | 国蝶オオムラサキの生息地北杜市長坂町にある展示施設

冬の生き物観察会を行いました

update : 2016年2月21日 /

先日は、時折、霙やボタ雪が降る中、
第2回目の材割体験が行われましたが、
本日は、「冬の生き物観察会」を行いました!
ご参加いただいた皆様、本当にありがとうございました…!
 
低気圧が…という話もあり、寒さが心配されましたが、
風は少し強かったものの、気温は暖かく、
歩きながら過ごすと、寒さをほとんど感じないほどでした。
このまま暖かくなって、春になっていくのでしょうかね…!?
20160221冬の生き物観察会 (1)
ということで、ほとんど野外で、
冬の虫探しのヒントや注意点なども交えつつ、
隠れている虫たちを、皆さんに探していただきました!
ハムシの仲間や、ガの幼虫、カメムシの幼虫をはじめ、
ムカデなども見つけていただきました。
やはり本日は暖かかったこともあってか、
見つけた虫たちを観察していると
比較的活発に動く様子が見られました…!
20160221冬の生き物観察会 (4)
冬は、基本的には活動をほとんどしない虫たちも、
あまりぐっすり深く寝ているという感じではありません。
例えば、北杜市で冬眠する生き物として有名な哺乳類
「ヤマネ(ネズミ目ヤマネ科)」の場合などは、
冬眠状態から、体を動かせるように準備するために
50分程かかるといわれていますが、
虫たちは、気温が暖かかったりすると
数分もしないうちに、活発に動いてしまうことがあります。
 
今回、小さな虫たちも多かったため
20倍に拡大して虫を観察できる、
携帯型実体顕微鏡の「ファーブル」も少し使用して、
観察していただきました。
やはり小さな虫たちも、大きく見ると
印象が違って見えるようで、
「キレイだよ」「すごいー!」という声も聞かれました。
夏のように大きくて、
一目でかっこよさがわかる虫たちでなくても、
じっくり見て発見できる魅力が隠れていることもあります♪
また、そんな魅力もご紹介できたら…と思います!

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