ゲンゴロウのは順調に進んでいます。
昨日、幼虫の第一号が誕生しました!
みなさんはゲンゴロウの幼虫がどんな姿をしているか、知っていますか?
ゲンゴロウはバッタやカマキリとは違い、幼虫が、蛹の段階を経て成虫になる”完全変態”をする昆虫です(バッタやカマキリは不完全変態の昆虫)。
幼虫はいわゆる”イモムシ型”で、成虫とは似ても似つかない形をしています。
しかし、違うのは姿かたちだけではありません。
餌の食べ方も、大人とはまるで異なっています。
成虫は人間と同じく、獲物を顎でかみ砕いて体内で消化するのですが、
幼虫はストロー状の構造をした牙を獲物に刺して消化液を注入し、
溶かした組織を吸い上げるという「体外消化」という方法をとります。
ちょっとコワいけど、面白いですよね!
ゲンゴロウの幼虫が餌を食べるシーンは、野外では殆どお目にかかれないでしょう。
飼育下にある生き物は、私たちに貴重な瞬間を見せてくれます。
生き物を飼う楽しさの一つではないでしょうか。
だから飼育は止められないのです!