北杜市 オオムラサキセンター 公式サイト | 国蝶オオムラサキの生息地北杜市長坂町にある展示施設

名前が惜しい仲間たち

update : 2019年5月16日 /

生き物の日本語の名前(和名)というのは、わりと適当です。
 
写真1枚目は昨日みつけたキバネツノトンボですが、
彼らはトンボの仲間ではありません。
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アミメカゲロウ目というグループの仲間です。
 
トンボに似ているから、そう名付けられたのでしょうか。
トンボとつくけどトンボじゃない虫としては、このほかにヘビトンボもいます。
 
一方、トンボの仲間には惜しい名前を付けられたものもいます。
コオニヤンマです。彼らはヤンマ科の仲間でもオニヤンマ科の仲間でもなく、サナエトンボ科の仲間です。
 
 
ちなみに、筆者が大好きなゲンゴロウの仲間には、ちょっと形が違うからとにせもの扱いされた種類がいます。
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「ゲンゴロウモドキ」という種類ですが、こちらは分類上、れっきとしたゲンゴロウの仲間です。

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