石や丸太を引っくり返して、越冬中の昆虫を探していると、
ネズミのウンチが落ちていました。
よく見ると、ウンチから白いキノコのようなものが
ニョキニョキと生えています。
拡大すると、ビーズのように美しい胞子嚢が柄の先端に付いていました。
筑波大学菅平高原実験センターの出川助教によると、
これはケカビ属(Mucor)の一種で、動物の糞や土壌などの有機物から発生するそうです。
ウンチは汚いイメージがありますが、自然界では、色々な生き物の重要な栄養源なのですね。
来年は、ウンチをとおして昆虫や生態系を観るイベントをしようと画策中です。乞うご期待!!