北杜市 オオムラサキセンター 公式サイト | 国蝶オオムラサキの生息地北杜市長坂町にある展示施設

クリーム色はお腹一杯のサイン?

update : 2016年12月9日 /

皆様、昨年度ご紹介しました長生きなミヤマクワガタを覚えていらっしゃいますでしょうか?
夏に採集して交配までしたにもかかわらず、
年を超えて翌年の1月まで生きた小さな伝説です。
今は、その子供の幼虫たちが順調に成長しています。
20161209hf - ミヤマクワガタ(幼虫)
そんなミヤマクワガタの幼虫ですが、
写真に写っている個体は上下で微妙に色が違うのがお分かりいただけますでしょうか。
上の個体は全体的に白っぽく、透明感があります。これは、まだまだ成長する個体です。
一方、下の個体はクリーム色で透明感がありません。
こちらは、成長が緩やかになっている(成熟してきている)個体で、
餌を食べる量も少なくなります。
完全に成長が止まっているわけではありませんが、
クリーム色になるとあまり成長は見込めません。
もちろん無事に羽化することが一番ですが、
どうせなら大きくてカッコいい個体が見たい!
…という感情は、やはりあります(笑)
20161209hf - ミヤマクワガタ(幼虫)02
結果はまだまだ先になりますが、気長に管理していきたいと思います!

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