北杜市 オオムラサキセンター 公式サイト | 国蝶オオムラサキの生息地北杜市長坂町にある展示施設

オオカマキリ

update : 2016年10月4日 /

以前ご紹介しました、オオカマキリの♀が産卵してくれました。
20161006 - オオカマキリ(3)
カマキリは、分泌物で卵塊を覆う卵鞘(らんしょう)というものを作ります。
なので、正確には写真に写っているのは卵鞘であり、卵そのものではありません。
卵は、卵鞘の中にあります。
ちなみに、ゴキブリも同じように卵鞘を作り卵塊を守っています。
このまま卵鞘の状態で越冬し、来年の春に一斉に孵化します。
無事に孵化してほしいですね!
  
産卵前には腹部がパンパンだった♀も、今ではすっかり細身になってしまいました。
とりあえずお疲れ様、
ということで鳥の胸肉をあたえてみました。
20161006 - オオカマキリ(2)
「生き虫でないとダメなのでは?」と思われるかもしれませんが、
意外と大丈夫です。
 
ただし、食い付きはやはり生き虫の方が良いですし、
栄養的にも生きた獲物の方が良いと思われます。
また、カマキリは水をよく飲む虫でもあります。
現在、この水にスポーツドリンクを混ぜてあたえています。
良いのか悪いのかは分かりませんが、これで長生きしたら面白いですね。
 
20161006 - オオカマキリ(1)
…食べながらこちらを見る場合もありますが、目線を見る限り今日はお肉に夢中のようです…。

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