

雲一つない空を見ることが
しばしばある今日この頃。
自然公園内を見渡せば、
秋色をたくさん見つけることができるようになりました。
日に透かすと、とても美しいです。
(さりげなく、逆光で見えにくいですが、
葉の裏には、マルカメムシが集合していらっしゃいました。)
そんなある日、自然公園内を歩いていると、
水辺の付近で動く影!
よく見て見ると、、
大きさが、まだ5cmに満たないようにも見える、小さなトノサマガエルが
水面から顔を出していました。
しばらく写真を撮りつつ見ていると…葉っぱの上に出てきてくれました!
じーーー…
目が合った気がしました
(その後、逃げてしまいましたが。
実は、館内でもトノサマガエルを飼育しています。
他のカエル達と比べると、身体が大きいこともあり、
とても力強く、素手で捕まえようとすると、
上手くやらなければ、一度掴んでも
振りほどかれてしまうこともあるほど…
しかし、体重があるためか、
アマガエル程高く跳ばない気がします。
そして、とても食欲旺盛で、
エサを入れると真っ先に反応します。
他のおっとりしたカエル達と
一緒のケースの中でエサをあげてしまうと、他のカエル達が、
食べようとエサに狙いを定めてる間に横取り?してしまうこともしばしばであるため、
時々、トノサマガエルだけ隔離してから
他のカエルにエサをあげたりもしています。
「トノサマガエル」というと、名前の由来の一説として、
姿が悠然(落ち着いていて、少しもあわてないさま。心がゆったりとしているさま。)としているから…
ということがあるようですが…
…お殿様も、性格もいろいろなのか…どうなのでしょう。
そんなことを思いつつ、
水辺からの帰り道を歩いていると、、
ひょこっ。
おや、またもやトノサマガエル。
水辺のトノサマガエルより、少し大きなトノサマガエルでした。
自然公園内では、こんな風にちょこちょこ会えるトノサマガエルですが、
実は準絶滅危惧種だったりします。
里山のような環境がなければ、
生きていけないのです。
まだまだ小さなトノサマガエルたちが、
立派なお殿様になれますように。