だいぶ朝夕がヒンヤリしている今日この頃。
5時半を過ぎた館内を見回せば、
デザートヘアリーオオサソリはエサをのんびり食べており
モグモグ…
外は次第に薄暗くなり始めます。
オオムラサキたちは、というと…
お休み中のようです。
近頃は、3齢の殻を脱ぎ、
冬使用の4齢になっている幼虫がよく見られるようになりました。
今日は、たまたま顔を出している幼虫には出会えず…
ちょっと葉っぱをめくり、
お顔を拝見させていただきました…!
4齢になると、
角の先の枝分かれ具合が
丸く小さくなります。
あまり体温を逃がさないようにするためでしょうか。
また3齢の時とは違うかわいさがある幼虫です♪
これから幼虫たちは、もうしばらくエノキの木の上で過ごします。
11月の中旬ごろになると、どんどん地面に降りて
越冬の準備をし始めます。
それまで、あと1か月ほど。
その間に、だんだん紅葉するように
色が変わるオオムラサキの幼虫たちも
ご覧いただけます♪
まだ1.5cmもないくらいの小さな幼虫たちですが、
日々、様子が変わっていきます♪
これからの幼虫たちの様子も、どうぞお楽しみに!
●現在観察できるオオムラサキの様子●
◆生態観察施設びばりうむ長坂内
幼虫です。
今年、生まれた小さな幼虫が
少しずつ大きくなってきています。
◆オオムラサキ自然公園内(野外)
現在、小さな幼虫のため、見つけることは難しい状態です。