北杜市 オオムラサキセンター 公式サイト | 国蝶オオムラサキの生息地北杜市長坂町にある展示施設

「ててて!ラララ♪」な奇虫たち

update : 2015年9月29日 /

本日、YBSさんが
「奇妙な生き物展示」を
ラジオにて生放送して下さいました。
本当にありがとうございました!!
 
以前の投稿で大人気だった(?)
タンザニアオオヤスデ。
ラジオでも紹介していただけましたが、
今回は「世界三大奇虫」をメインに
放送していただきました。
 
現在、センターには
三大奇虫の内2種類の虫がいます。
まず、最初はウデムシ。
20150929展示:奇虫 (3)
他に類を見ないその外貌は、まさに「奇虫」と呼ぶに相応しいでしょう。
体に対して歩脚が長く特に第一脚は非常に長いです。
これは歩行には用いず、触覚のように感覚器官として機能しています。
 
もう一種は、サソリモドキ。
20150929展示:奇虫 (2)
名前の通りハサミや尾がサソリにそっくり
サソリのような尾がありますが、
紐状で自由に屈曲せず毒線もありません。
…が、付け根に肛門線があり
必要以上に刺激したりすると、
酢酸とカプリル酸の混合物を噴射するので、
触れ合いの際は
優しくしてあげることが重要です。
センターでは今まで例がなく性格も大人しいので、
そっと観察すれば本当に問題はありません。
 
この二種はいずれも夜行性であり、
展示個体もほとんどの場合は
樹皮の裏側に隠れています。
 
もちろん、
樹皮をめくって観察していただいて結構ですが、
優しくめくって優しく戻してあげて下さい。
 
ちょっと触れ合うのに勇気がいる虫達かもしれませんが、ウデムシ等は日本には分布していませんので、生きている姿を見ることが出来る機会はなかなかありません。
 
是非、センターで生の姿を見てみて下さい!!
 
この記事について、もう少し詳しく
下記にて記載しています。
ご興味のある方は、どうぞご覧ください!!
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