9月20日、水辺の生き物観察会を開催しました!
※通常北杜市オオムラサキセンター周辺自然公園内では
動植物の採取はご遠慮いただいておりますが、
この日は特別!網を使って捕まえ、観察していただくことができます。
(お持ち帰りは出来ません。)
ここ数年、春と秋に開催をしており、
水辺の生き物・植物のことであれば、
ほぼ答えられないことはない!というくらい、
詳しい講師をお呼びしています。
今回は、トンボ観察池で、じっくり生き物を探しました!
網の使い方についての説明をしてから、
自分たちの手で探してみます。
どんな生き物に出会えるかはお楽しみ…
池に網を入れて、
ガサガサ…と動かして網をあげてみれば…
ヤゴにコオイムシなどの昆虫の仲間が見つかりました!
昆虫以外にも、メダカ、小さめのトノサマガエル(準絶滅危惧)や、
しぐさがかわいらしいアカハライモリなどなど…!
さまざまな生き物が見つかっていきます。
さらには…
「何かとれた!!」「これは…ゲンゴロウ…!?」
名前は聞いたことはあっても、なかなか捕まえる経験はできない
ホンゲンゴロウ(絶滅危惧II類)や、クロズマメゲンゴロウなど、
ゲンゴロウの仲間も、バッチリ捕まえることができました!
※ホンゲンゴロウは、講師の先生のご協力で、
元々池にいた個体を保護・繁殖し、池に戻すという保護活動もしているため、
皆様にご覧いただくことができています♪
ちなみに、池に戻している個体には、マーキング(印付け)をしています。
他にも、
ご参加いただいた方の中には、
東京都や愛知県、神奈川県などの都心の方もいらっしゃいましたが、
なかなか都心ではご覧いただくことが難しい生き物を
自分たちの手で探し、たくさん見つけることができました!
生き物を見つけた後は、質問タイム!
生き物たちに興味のあるみなさんから、
この日とれた生き物たちの生態についてのことをメインに、
生き物たちにとって欠かせない棲む環境について、
そして、その環境が今おかれている状況についてなどなど
さまざまな質問がありました!
ほどほどに人が手を入れることで成り立つ「里山」と
そこの水辺に生きる魅力的な生き物たち。
そんな自然を体験していただける観察会を
年に数回開催しています。
機会がありましたら、どうぞご参加ください♪