北杜市 オオムラサキセンター 公式サイト | 国蝶オオムラサキの生息地北杜市長坂町にある展示施設

オスとメスの見分け方

update : 2019年2月10日 /

先日、お客様からミズカマキリのオスとメスの見分け方を尋ねられ
 
「あれれ?どっちだっけ」
 
となってしまいましたので、私自身のおさらいの意味も込めて
ミズカマキリの雌雄の見分け方をご紹介します。
 
ミズカマキリやタイコウチ、タガメの仲間はオスとメスで似通った形をしていて、
性差がはっきりしません。
 
この仲間のオスとメスを見分けるときは、お腹の先にある「亜生殖板」のかたちを見ます。
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写真はミズカマキリの亜生殖板の拡大写真です。
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ミズカマキリの場合はメスのほうが亜生殖板が細長い形をしています。
対して、オスは短くて太く、丸みを帯びた形をしています。
 
また、体格にも差があるように思いますが(メスのほうが幅が広く、ガッチリしている)
これは個体差がありますので、やはり亜生殖板の形で見分けるのが確実です。

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