クヌギの葉が落ちると、枝先にもじゃもじゃとした姿が
特徴的なクヌギエダイガフシができているのが目立ちます。
これは虫こぶ(虫癭ちゅうえい)といって、植物に小さなハチ.
ハエ.アブラムシなどの寄生により植物体が異常に肥大成長したことでできるものです。
虫こぶの名前には決まりがあって、植物の名前+形成部位(葉.枝など)+形状+虫こぶ(フシ)
で名がついています。
この場合は【クヌギ(椚)+エダ(枝)+イガ(毬)+フシ】
虫こぶかどうか判断ができなくてもついている植物や部位でいい当てることもできます!!
寄生主であるクヌギエダイガタマバチは、秋に成虫となって虫こぶから出ていくそうなんですが、
1つ中を見てみるとまだ成虫が棲んでいました。ここでは例年この時期なのかな?要観察ですね!