昨日3月25日に、「街なかの地衣類ハンドブック」の著者である大村嘉人先生(国立科学博物館)をお招きして地衣類観察会を開催しました。定員は30名でしたが、50名ほどのご応募があり、皆様の地衣類(そして大村先生!)への関心の高さが伺えます!
前半は講義で地衣類や、地衣類に関わる(衣食住する)生き物について学びました。後半の野外観察では、レプラゴケという地衣類を見に纏い擬態するコマダラウスバカゲロウの幼虫を観察した後、ハクテンゴケ、キウメノキゴケ、ツブダイダイゴケ、ロウソクゴケ等々、ルーペを使って同定しました。
普段目につかない地衣類ですが、気にしてみると沢山生えていることが分かり、目からうろこ、世界観が変わるかもしれません。北杜市オオムラサキセンターでは、今後もマニアックで面白い材料をテーマにイベントを開催してまいります。
参加された皆様、お疲れ様でした!
※参加された皆様にご連絡ですが、イベントで貸し出したルーペが数個返却されませんでした。
お持ちの方は、ご連絡いただけますと幸いです(Tel:0551-32-6648)(;^_^A