館内の生態観察施設びばりうむ長坂内で、
高さ60cm程しかない小さなエノキの鉢に、長さ3cm程の小さなナナフシモドキの幼体がいました。
よく見てみれば、なんと4頭も!
ナナフシモドキはメスだけでタマゴを産んで繁殖できる単為生殖が可能な昆虫です。
近くに卵が産み落とされた場所があったのかもしれません。
他にもいないか…!?と探している時に、うっかり枝を揺らしてしまうと、
1頭がポトリと地面に落ちてきました。
落ちた先では、木の枝のように立ったままジッと固まり動きません。
小さくても、擬態はバッチリのようです。
木の上に戻すと、ゆっくりと歩いて葉の裏に移動していきました。
小さく細い彼らにとって雨粒は脅威なのでしょうか。他の個体も葉の裏で雨宿りをしていました。
…と、そんな姿を撮ろうとしても、筆者の腕ではなかなかカメラのピントが合いません…
結局一つも上手く撮れませんでした。。
なにせ細さ1mm程…
今回投稿することが叶わなかった筆者泣かせの驚きの細さを持つナナフシモドキには、
当館周辺でも出合う事が可能です…!
発見した際は、どうぞじっくりその細さをご覧ください!