本館エントランスホールの水槽のリニューアルが進行しています。
11月5日（土）には、一大イベントである「オオムラサキの日」フェスタが控えています。
お客様の一番目につく場所なので、この日までには完成させたいですね。まさに突貫…。
 
さて、今日はその水槽の中から「アブラハヤ」にスポットを当ててご紹介したいと思います。

ちなみに、名前の由来はウロコが小さく、体表のぬめりが強いところからきています。
このアブラハヤは、河川の中～上流域に生息しており低水温を好みますが、
ヤマメやイワナなどよりも高温耐性があり、割と丈夫な魚になります。
また雑食性であり、底生生物や流れてきた水生昆虫、石に付着している藻などを食べます。
渓流魚の中でも馴染み深い種であり、古くから「ハヤっ子」などと呼ばれて、人々に親しまれています。
また、小さい個体は唐揚げや南蛮漬けなどにして食すことも出来ます。やや苦味がありますが、なかなか美味しいです。
…そんなアブラハヤの水槽もリニューアル。白い川砂に石を組んだ、シンプルな渓流風にしました。

以前よりも、「学べる」水槽コーナーになるように努めています。完成まで、今しばらくお待ちください…！