美しい秋色で視界を染めてくれた紅葉が
次第に落ち着いた色合いになってきた自然公園の中。
そんな中、所々にある生垣では
鮮やかに咲くサザンカの花が、
よくご覧いただけます。
蕾も、まだまだたくさんありますよ♪
そんな変化が見られる自然公園ですが、
実はもう一つ、現在大きな変化が…
それが、こちら。
展望台です。
この展望台、登って周りを見渡せば、
オオムラサキが棲む森に囲まれており、
木々の間を飛び交うオオムラサキに少し近づけるような、
そんな気持ちもするような場所でした。
しかし、経年による老朽化で
危険性があるということで登れなくなっていました。
そして、ついに取り壊しが決定し、先日から作業を開始致しました。
少しずつ解体作業が進んでいた展望台。
今日は、重機も登場し…
メキ…メキメキ…ズサン…!!と、時折、大きな音をたてながら、
着々と作業が進んでいきます。
周りは木々に囲まれているため、
なかなかスペースがないのですが、
上手い具合に狭い木々の間を縫うように、解体を進めてしらっしゃいました。
作業員さんのお話によると、
展望台はだいぶ傷んでおり、傾いている部分もあったとこのこと。
長年、たくさんの皆さんを乗せてくれた展望台。
ありがとう、お疲れ様!
展望台に使われていた材のうち、
再利用可能なものはとっておき、有効活用出来たら、と考えています。
何処かで変身した展望台の素材が見つかる日が来るかも知れません…!
また、解体されてしまったら、
どこか、ぽっかりと寂しいかもしれませんが、
変化する自然公園で、
ならではの
楽しい発見をしていただけたら、と思います。