施設を取り囲むように広がる約6haのオオムラサキ自然公園には、薪をとるために手入れされたクヌギやナラの雑木林、お米をつくる田んぼや水をひく溜め池、そして蕎麦などの粉をひくために水路に設けられた水車などがあります。ここでは、古くから続く人の営みを知り、多くの生き物と出会うことで、里山の自然を学び、体感することができます。
オオムラサキ自然公園はホタルの市内有数の生息地でもあり、初夏には300匹以上のゲンジボタルが舞い飛ぶ幻想的な景色が広がります。また、夏の雑木林は野生のオオムラサキをはじめ、タマムシ、カブトムシ、クワガタムシなど、都市ではなかなか出会うことのできない多くの昆虫を観察することができます。
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