先日、森林科学館の外壁にヒロバフユエダシャクのメスがいました。 フユシャク類は、名前のとおり冬に活動する蛾の仲間です。 メスの翅は退化してしまい、飛ぶことが出来ません。 冬は食べ物や外敵が少ないので、翅を作ったり、飛ぶた … 続きを読む
生態観察施設びばりうむのクリの木に、クリオオアブラムシの卵が びっしりと産み付けられていました。 さすがに間近で見ると「うっ」となってしまいますね。 同じものが沢山集まったものを見ると、心理的に気持ち悪くなるトライポフォ … 続きを読む
カメムシを探してヒノキの樹皮をめくっているとポトリと マダラスジハエトリが雪の上に落ちました。 写真を撮りながら、しばし大きく美しい眼に心奪われました。
オオムラサキ自然公園内の日向の場所では、雪はほとんどとけています。 棚田の斜面に、セイヨウタンポポ、オオイヌフグリ、ホトケノザの花が咲き始めていました。 まだまだ寒くなる日もあるとは思いますが、少しずつ春が近づいています … 続きを読む
カメムシは、よく観察してみると面白い色、形の種類が多いです。 写真は自然公園内の樹皮の下で越冬していたオオツノカメムシです。 奇妙な形で有名なツノゼミのように、とても格好良い角を持っています!
掲示の終わったポスターを剥がすと茶色の虫がポトリと落ちました。 拾って確認すると、外来種のマツヘリカメムシでした。 本種は北米原産で、東京都を皮切りに関東地方を中心に分布を拡大しています。 私も北杜市内で確 … 続きを読む
暖かい日差しで、雪はどんどん溶けてきています! 雪が降る程、寒かった今日この頃ですが、、先日、薪ストーブなどで温まる館内では、 越冬のために忍び込んでいたと思われるアシナガバチの女王が歩いていました。 … 続きを読む
オオムラサキの幼虫を探していると、オオムラサキではない幼虫に出会いました。 しかも、おそらく本来ないモソモソとした毛のようなものが落ち葉とくっつくように生えた不思議な姿です。 森の中では、こんな風に菌などに付かれ、床にな … 続きを読む
自然公園で、イロハカエデの冬芽が凍りついていました。 まるでガラス工芸のようでした!
冬芽を観察していると、クサカゲロウの仲間の幼虫を発見しました。 肉食性で、鋭いアゴ状の口で獲物をはさみ捕えます。 口の先端には穴が空いており、そこから獲物の養分を吸いとるのです。 見た目は小さいですが、アリから見たら恐ろ … 続きを読む