水生昆虫の飼育スタッフが最も力を入れて繁殖に取り組んでいる
オウサマゲンゴロウモドキの幼虫が孵化しました。
この種はメスを一定期間、超低温(4℃以下)に晒さなければ、
おなかの中にある卵が成熟しないと考えられています。

去年はこの低温管理に失敗し、産卵こそしたものの、
幼虫が孵化することなく卵のままカビて死んでしまうものが多かったのですが、
今年は既に20を超える幼虫が孵化しています。
とても喜ばしいことです。
しかし幼虫の飼育がとても難しいので、ここからが正念場です。
たくさん成虫になるといいなぁ~・・・。大変ですけれども。