カブトもクワガタもいなくなり、静まり返ったクヌギの洞に
ヨコヅナサシガメの幼虫がいました。
体長16-24mmの肉食性のカメムシの仲間で、
サシガメと名のつく虫としては、オオトビサシガメと並ぶ日本最大級の種類です。
ただし、本来の生息地は中国、インドシナ半島、インドで
日本のものは移入分布とされています。
幼虫は写真のように、大木で集団生活をする様子がよく観察されます。
狩りも集団で行い、ケムシを取り囲んで捕食している様子を見たことがあります。
美しくも毒々しい、赤と黒のカラーリングが特徴的です。