写真の虫はカノシマチビゲンゴロウです。
流水性のゲンゴロウの一種で、一般には標高1000メートル以上の
河川上流域に生息しています。
とはいえ、流れのはやい激流を泳ぎ回っているわけではなく、
本流から離れた穏やかな水たまりが彼らの住処です。
採れた水溜まりの写真も載せますが、普通に釣りをしたり川遊びをしている
限りは気にもされないであろう環境でした。
やはり掬ってみないと分からないものですね!
このゲンゴロウは、オスとメスでおしり(上翅の末端)の形が違っていて、
メスのおしりにははっきりとしたトゲがあります(つまり写真の上がオス、下がメスです)。
何故でしょう?不思議ですね~。