オオヒラタシデムシが闊歩する季節になりました。
死んだミミズなどを食べてくれる森の掃除屋さんです。

シデムシの仲間は、大きく「獣の死体を食べるグループ」「土壌動物を食べるグループ」
の2グループに分けられます。
獣グループは、エサが稀にしか得られませんから、飛翔して餌を探索します。
一方の土壌動物グループは、エサが豊富にあるので、飛ぶための筋肉が退化して、
飛ぶことが出来ません。歩いてエサを探します。
オオヒラタシデムシは、獣グループと土壌動物グループの中間です。
種内で、飛ぶことが出来る個体、飛ぶことが出来ない個体がいます。
まるで進化の途中のようですね!