オオムラサキセンターで飼育していたキアゲハの蛹に大きな穴が開いていました。 穴は蛹の側面にありました。 通常、チョウになるときは背面に穴が開きます。 この穴の正体は、アゲハヒメバチの脱出口。 アゲハの仲間に寄生するハチの一種です。 このハチに寄生されると、宿主の蛹は死んでしまいます。 寄生されたキアゲハは可哀そうで、スタッフも心が痛みます。 しかし、一つの生き物が増えると、それを抑えるように他の捕食者・寄生者が増え、自然のバランスは保たれています。
■ 開館時間 9:00~16:00(最終入館15:30)
■ ご利用料金大人 420円 / 小中学生 200円※20名様以上団体割引あり