北杜市 オオムラサキセンター 公式サイト | 国蝶オオムラサキの生息地北杜市長坂町にある展示施設

季節によって変わります…?

update : 2017年1月24日 /

冷え込む日が多い今日この頃…
オオムラサキの幼虫「ムーちゃん」が寝ている
エノキの根元にある落ち葉の中を観察してみると、
水分が氷となってキラキラと輝いている様子が見られます。
どんな生き物も眠っていそう…と思いきや、
スルスルとムカデの仲間が歩いて通り過ぎていきました。
20170124af -ムカデ
しかし、ムーちゃんたちはよく寝ています。
20170124af - オオムラサキ(幼虫) (2)
小さな葉に列をなすように並ぶムーちゃんたちが居ました。
当館内の施設である生態観察施設びばりうむ長坂内の場合、
越冬中の幼虫がこのように一枚の葉に複数頭いる様子が見られることは
珍しくありません。
木の上で居る時は、基本的に1頭でいるのですが…性格が変わってしまうようです。
一説で、一枚に複数頭付くことで、落ち葉が飛びにくくなるために
そのような性質があるのではないか…とも考えられています。
20170124af - オオムラサキ(幼虫) (1)
厳しい冬を越えるため、寒さと乾燥に耐えて過ごす日々は、もうしばらく続きます。

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