日向では雪がほとんど溶けてしまいましたが、
日陰にはまだ氷や雪が残る北杜市オオムラサキセンター周辺です。
そんな日陰と日向ほどの差はないかもしれませんが、
オオムラサキの幼虫「ムーちゃん」には「個体差」があります。
野外よりも、生態観察施設びばりうむ長坂の中ですと、個体差が大きく感じます。
比べてみると、写真の通り。
こちら小さいムーちゃんの顔
こちら大きいムーちゃんの顔
大きさだけではなく、角や色などの細かい部位にも、個性が見えてきます。
私たちにとっては本当に小さな差にしか見えませんが、小さなムーちゃんたちにとってはもしかすると大きな差かもしれません。さらには、長い時間をかけて違う種を生み出す進化の第一歩なのかもしれません。そう思うと、とても大切な気がしてきますね。
野外では少し難しいかもしれませんが、「生態観察施設びばりうむ長坂」では幼虫たちを見比べることもできます!
ご来館の際には、どうぞお楽しみください♪