色々な生き物が迷い込む北杜市オオムラサキセンター。
本日、朝から建物の中で迷子になっていたのは写真に写る生き物。
ニホントカゲです。
輝くような青色が混じるしっぽを持つのは幼体の頃だけにある特徴です。
そんな美しい色のしっぽですが、どうやら一度切れてしまった跡が…
トカゲが敵から自分の身を守るためにしっぽを切る…というのは有名ですね。
このしっぽを切る鼓動を「自切(じせつ)」と呼びますが、
どうやらトカゲの意思と関係なく、勝手にしっぽが切れてしまうといわれています。
しっぽに刺激を与えると、
しっぽの筋肉が勝手に縮むことによって、切れてしまうようなのです。
どちらにせよ、突然目立つ色のしっぽがポロっと取れればビックリしますよね…!
そんなスゴ技を持つニホントカゲ、そしてカナヘビの幼体を、
現在自然公園内ではチラホラ見かけます。
逃げ足の速い彼らですが、
そっと近づけばじっくり観察できることも…♪
ご来館の際は、どうぞ彼らとの出合いもお楽しみください!