北杜市 オオムラサキセンター 公式サイト | 国蝶オオムラサキの生息地北杜市長坂町にある展示施設

重要な役割!

update : 2016年6月10日 /

今日はセンターの敷地内で綺麗な色をした小さな虫を見つけました。
ムネアカセンチコガネです。
20160610t - ムネアカセンチコガネ
この種はいわゆる“糞虫”の仲間で、幼虫も成虫も動物の糞を食べます!
・・・と聞くと、なんとなく汚いイメージがありますが、
自然界では哺乳類の糞を分解するという、とても重要な役割を担う昆虫なのです。
 
糞虫の仲間はその姿も特徴的で、宝石のようなメタリックな輝きを持つ虫や、
とてもカッコいいツノを備えた虫など、魅力的な種類が沢山あります。
(センチコガネやダイコクコガネは有名ですね!)
このムネアカセンチコガネも、カブトムシ大の大きさにすれば
きっと子供たちの憧れの的になる!・・・と思います。たぶん。
 
この種類は古い牛糞に集まる傾向が強いとのことで
センター近くの牛を飼っている施設から飛来してきたのでしょう。
オオムラサキセンターでは今年からヤギを飼育していますので、
時間が経過すれば他の糞虫を見つける機会も多くなるかもしれませんね。

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