北杜市 オオムラサキセンター 公式サイト | 国蝶オオムラサキの生息地北杜市長坂町にある展示施設

サナギの成長

update : 2016年6月16日 /

売店付近に展示してあるミヤマクワガタの蛹が、順調に成長しているようです。
人工蛹室のイベントの広報の写真にも使用した個体ですが、
特徴的な頭部の耳状突起を中心に徐々に色付いてきています。
20160616h - ミヤマクワガタ(サナギ) (2)

このミヤマクワガタは、2014年10月11日に孵化した個体です。
つまり、ここまで来るのに20カ月はかかっていることになりますね!
しかも、無事に羽化したとしても、活動を開始するのは来年の初夏!
今さらですが、気長なクワガタです。
このように、大型個体になるように二年一越型にして
ミヤマクワガタやノコギリクワガタ等を飼育すると、
その苦労を知ってしまうためか、採集が控えめになってしまいます(笑)
20160616h - ミヤマクワガタ(サナギ) (1)
ミヤマクワガタは高温に弱いので、これからの時季の温度管理には、
特に気をつけなければいけません。無事に羽化することを願うばかりです。

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