北杜市 オオムラサキセンター 公式サイト | 国蝶オオムラサキの生息地北杜市長坂町にある展示施設

キバネツノトンボが最盛期

update : 2016年5月17日 /

気温の高い日中、草原をスイーっと飛ぶ虫がいます。
キバネツノトンボです。
春の草原を代表する昆虫です。
先日、生態観察施設ビバリウムの脇の草原で、
交尾しているキバネツノトンボを見つけました。
20160517 - キバネツノトンボ(成虫) (2)
翅の鮮やかな黄色が、バックの草の緑色や青空に映えて、とても美しいです。
トンボのような体をしていますが、長い触角が特異的です。
20160517 - キバネツノトンボ(成虫) (1)
分類学上は、トンボの仲間ではなく、アミメカゲロウ目に属し、
幼虫がアリジゴクで有名なウスバカゲロウに近い仲間です。
成虫はあと一か月あまり観察できると思います。
ぜひ、見にいらっしゃってください。
(本種は背の高い草に2列の卵を産みます。
 スタッフは観察を続け、卵や、孵化の様子を激写したいと思います!)

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