今日は、人工蛹室の製作イベントを行いました。
人工蛹室とは、文字通り人工的に作った蛹室のことで、
一般的にカブトムシ・クワガタムシの飼育で
幼虫が作った蛹室が壊れた時に使用されています。
もちろん、本来は幼虫本人(本虫?)が作った部屋で羽化してもらうのが好ましいので、
いわば「最終手段」のアイテムですが、
慣れてくれば観察のために出してみるのも非常に良いことだと思います。
図鑑には載ってないような発見が必ずあります。
スタッフも、今年初めてオウゴンオニクワガタの蛹が
部分的に金色に輝いているのを観察し、衝撃を受けました…。
さて、製作の方ですが、生け花で使用される「オアシス」を使用しました。
非常にもろいので、加工がしやすい反面作業が大変…と思っていましたが、
皆様とても良い出来栄えでした!
スムーズに進み、やや時間も余ったので質問等もたくさんいただきました♪
今回は、クワガタ用の人工蛹室を作成しましたが、
聞いてみるとカブトムシを飼育している方の方が多かったようです…。
聞いてからやればよかった…(泣)
今度開催する機会があったら、カブトムシ専用もやってみたいですネ!
そして、衝撃のカブトムシからのサプライズ!
イベント終了から1時間後、なんと蛹室作成例として
イベントで展示していたカブトムシが羽化しました!!
残っていて下さった参加者のお子様が発見し、大興奮★白い翅が本当にキレイでした。
ちなみに、閉館頃に無事に後翅が収容されました。
普段観察出来ないものが見れるというのは、素晴らしいですよね。
オオムラサキセンターでは夏へ向けて、他にも様々なイベントが予定されています。Facebookや公式HPのイベント情報を、お見逃しなく!