北杜市 オオムラサキセンター 公式サイト | 国蝶オオムラサキの生息地北杜市長坂町にある展示施設

トゲアリを顕微鏡で観てみよう!

update : 2016年5月6日 /

本日、センター内でトゲアリを発見しました。
20160506o - トゲアリ
その名のとおり、胸部に大きな棘が付いています。
 
スタッフの個人的な感覚では、カブトムシ並みに格好いいと思います!
本種は、ほかの種類のアリの巣に寄生する特殊な生態をしています。
トゲアリの女王アリは、宿主のアリの巣に潜入すると、
その巣の女王アリを殺し、その巣や働きアリを丸ごと乗っ取ってしまいます。
 
そんな攻撃的な性格とは裏腹に、近年生息数が減少していることから、
絶滅危惧種(環境省レッドデータ絶滅危惧Ⅱ類)に指定されています。
 
 
さて、明日5月7日(土)の「昆虫おもしろ教室」で、
このトゲアリを含めた土壌動物を顕微鏡で観察するイベントを予定しています!
 
GWは終わってしまいましたが、当センターではまだまだ沢山のイベントを企画しております。
お客様の足並みも落ち着いてまいりましたので、この土日はゆったりと楽しむことができると思います。

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