今日は、夏の王者「カブトムシ」の幼虫たちが
どう過ごしているか、確認を致しました!
北杜市オオムラサキセンター周辺では、カブトムシが生育しやすいように、
腐葉土を作っている場所がありますが、その中で元気な幼虫たちがすくすく育っていました♪
明るいのは苦手なため、潜ろうとしています…
実は、この幼虫たちが過ごす腐葉土には、カビや細菌などもいます。。
カブトムシの幼虫たちは、そんな中でも無事に過ごせるように、
ある技を持っているといわれてます。
幼虫が菌などに感染すると、体の中で特殊な抗菌性のタンパク質が体の中で作られるようなのです!
その名も「カブトムシディフェンシン」。
カブトムシディフェンシンは、菌の細胞の膜を壊して、菌をやっつける作用を持つとされています。
そして、このカブトムシディフェンシンを、
人の薬などに活かす研究などがされているようなのです…!
菌をやっつける薬に活かせるだけでなく、
副作用の少ない抗がん剤の基になる可能性もあるという報告もあります。
実はそんな側面も持つ、里山の身近な生き物「カブトムシ」なのでした。
なんだか、夏の王者「カブトムシ」の幼虫が、
いつもとまた違った意味で、立派で高貴な生き物に思えてきますね…!?
そんなカブトムシを、自分の手で探す体験を北杜市オオムラサキセンターでは開催致しますよ♪
今週末、そしてゴールデンウィークにも予定しております♪
土の中で、あの貫禄のある幼虫を見つけた瞬間の、驚きと感動を、ぜひ皆様も…!
どうぞ、お楽しみに♪