4月に入りました!が、
まだオオムラサキの幼虫「ムーちゃん」は眠っています。
本日は、スタッフによる生態観察施設びばりうむ内の
越冬幼虫数調査を行いました。
12月の時点より多少頭数は減ってしまっていましたが、
無事、多くの幼虫たちが冬を越すことができました!
そして、日中にお客様たちとムーちゃんを観察した際、
さらに少々涼しい風が吹く中でしばしムーちゃんを
観察していた際のこと…写真のように、、
ムーちゃんがゆっくりと顔を上げて、動き出してしまいました…!
この時期になると、このようなことが多くなります。
だいぶ暖かくなり、日も長くなってきたためか、
動く準備ができてきたのかも知れません。
動き始めると、エノキの木の幹を、
上方向に向けて一直線に勢いよく登る姿が見られます。
そこで、ちょっと実験…
(ちょっとムーちゃんには申し訳ないのですが協力してもらい…)
ムーちゃんの歩く先を木の幹に付けてみました。
すると、、
上に向けて歩き出しました…!
幹にたどり着けば、もう登り始めてしまうくらい
準備ができているのか!と思いきや、、
進行方向が下になりそうになることもあり、
うろうろと動き方が煮え切りません。
そして、落ち葉の上に戻してみると、
落ち葉の中に潜っていくように、姿が見えなくなりました。
今回観察したムーちゃんが、しっかり動き出す準備ができるまでには、
もう少々時間が必要なようです。
しかし、準備ができるまでもう間もなくではないでしょうか♪
また、動きがあり次第、お伝えしたいと思います。