冬、朽木などの下に眠る虫の中にいた、
「ゴミムシダマシ科」の仲間をご紹介!
まずは、
エグリゴミムシダマシだと思われるこちら。
以前ご紹介したことのあるゴミムシダマシの仲間は
黒色でしたが、今回は深みのある赤褐色でした。
そして、この写真の個体は、前胸部がへこんでいました。
エグリゴミムシダマシの場合、
オスは前胸部の前部分がへこんでおり、
メスはそのへこみがないといわれています。
そして、もう一種、こちらは虹色!
ナガニジゴミムシダマシです。
油に光を当てた時のような、
独特な輝きと色を見ることができました。
「全体的に地味」と言われることがある
ゴミムシダマシの仲間ですが、
結構キレイな色を持っている仲間もいるのでした!
形も、中にはテントウムシやクワガタに似るものまでいるようで…
「ゴミムシダマシ」という、ちょっと残念なお名前がついてしまっているのですが
かなり多彩な姿を持っていて侮れないな…!
と、思うのでした。