北杜市 オオムラサキセンター 公式サイト | 国蝶オオムラサキの生息地北杜市長坂町にある展示施設

「やっと」と「まず」

update : 2016年1月17日 /

最近、冷え込むと感じる日がしばしば多くなり、
本日の夜から明日にかけては
やっと雪が降る予報が出て、
冬らしさをたっぷり味わえるか!と思いましたが、
北杜市オオムラサキセンター周辺の木々では、
ちょっと違う動きが見られました。
  
その一つが、北杜市オオムラサキセンター周辺自然公園にあり  
「まず咲く」ことからその名が来たのではないかとも云われる
「マンサク」の木の花です。
20160117マンサク (3)
この木は、枯葉が落ちずに残るため
花が咲いても、ちょっと目立ちにくいのですが
よく見てみると…
20160117マンサク (2)
黄色いリボンが広がっているような
独特な形の花が咲いています。
まだ、たくさんは咲いていませんが、
特に、木の南側がよく咲き始めていました。
例年に比べ、2週間以上も早い開花となってしまいました。
 
また、
周辺で開花したという声を耳にすることも
しばしばありましたが、
自然公園内でも、梅が咲き始めてしまいました。 
20160117ウメ (1)

ほころんで、花が咲きそうなつぼみも、
たくさん見られました。
20160117ウメ (6)

1月17日となり  
一年で一番日が短い冬至であった12月21日から、
約1ヶ月ほどの時間が経っています。
この間、どんどん日が長くなり続けるとはいえ、
例年であれば刺すような冷たい風のために
まだ冬の装いを見せてくれる植物ですが…
今年は、本当に暖かいのだと、実感させられます。 
 
そんな、開花のお知らせで使った
今回の写真ですが、花の後ろに写るのは、
雪が降る前兆とも思える、ちょっと重い空…
 
明日は、
やっと、冬の風物詩「雪」が見られる時と
早春にまず開花するといわれる「花」を見られる時期が
どうやら重なってしまいそうな、
北杜市オオムラサキセンター周辺の自然公園なのでした。

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