北杜市 オオムラサキセンター 公式サイト | 国蝶オオムラサキの生息地北杜市長坂町にある展示施設

毎日、お外です

update : 2016年1月5日 /

本日は、新年の初開館日でした!
ご来館いただいた皆様、誠にありがとうございました。
 
それにしても、お正月もそうでしたが、
とても暖かい陽気でしたね。
とはいえ、初日の出を見に外に出て、
夜明け前のしみいるような寒さに凍えた、なんて方も
いらっしゃるのではないでしょうか。
 
毎夜、凍えるような夜を外で過ごす
オオムラサキの幼虫「ムーちゃん」たち。
20150105オオムラサキ(幼虫) (1)
年を越しても、
相変わらず、寝ていました!
 
ムーちゃんたちは、
0℃以下の低い温度の環境で凍結せずに耐える性質(耐凍性)が
中程度といわれています。
とはいえ、-15度で24時間程の凍結には
耐えることができるようです…!
-15度というと、
水は注いだそばから凍っていき、
私たち人間の場合「30分歩くと人体に危険を及ぼす」程のようです。。
すごいですね。
20150105オオムラサキ(幼虫) (4)
そんなムーちゃんたちにとって、
夜明け前の寒さくらい、へっちゃらなのでしょうか。
 
むしろ、今年はやはり暖かすぎるのかもしれません。
真冬なはずなのに写真を撮っている間、少しだけ脚が動いたような気がしました。。
気のせいだとよいのですが…
20150105オオムラサキ(幼虫) (2)
今動いても、食べられるエノキの葉はないため
体力を消耗してしまうだけになってしまいます…
まだまだ、しばらく寝なければなりません。。
無事に、冬を乗り越えられますように。。
20150105オオムラサキ(幼虫) (3)

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