本日はとても冷え込み、
霜柱や、水に氷が張る様子が見られました。
しっかりと「冬!」という感じですね。
そんな寒さを吹き飛ばしそうな(?)
自然公園内で見つけたムシを
紹介させていただきます!
そのムシは、朽木の中に潜んでいました。
大きさはおよそ1.5cm程と小さく、
朽木が毛羽立っているだけ…?
と思いきや、よく見てみれば…
すごい存在感ではありませんか!
一見、どんな体勢なのだか、何の種類なのだか
判断がつかないほど、とにかくトゲトゲとイカツイ姿…!
どうやら、カメムシの仲間である「トゲサシガメ」のようでした。
サシガメというと、昆虫を食べる肉食の種類もいますが、
トゲサシガメは、大豆などのマメ科の植物や、イネ、ニンジンなど
様々な植物の汁を吸うようで、
時には害虫として扱われてしまうこともあるようです。
真横から見てみると…
この通り。
長さや太さのトゲがまんべんなくあることがわかります。
少し観察していると、
前肢を下げてくれ、頭が見えました。
とても強そうな姿ですが、
瞳は大きく、つぶらです!
角度を変えてみると、
サシガメらしい口吻と顔つきがよく見えました。
1.5cm程しかない小さな体に
トゲが左右対称に美しく配置されています。
カメムシの仲間は、改めての多彩だと感じますね。
オマケに…
トゲを持つ、もう少し小さな昆虫にも出会いました。
トゲアリ(女王)です。
トゲを突出し、威嚇のポーズ!
ちょっと、驚かせてしまったようです。。
トゲアリについても、いつかよく観察して
ご紹介できたらと思っています…♪