本日は、
数日前まで雨が心配されていましたが、
朝から青空が見え、
ポカポカと暖かく感じるような一日でしたね。
そんな陽気の中、秋の虫たちは元気です♪
たくさんのバッタの仲間のオスたちが
鳴いている声が、心地よく聞こえる今日この頃です。
この鳴いている声の主たちの中には、
冬になる前に、卵を残すため、
がんばってパートナーを見つけようとしている
バッタの仲間の成虫たちがいます。
しかし、草むらの中を見て見ると、
まだ幼虫の姿のバッタの仲間たちを
見かけることがあります。
そのうちの一種が、
この写真に写っています。
てん・てん…と草むらにいたのは…
「ツチイナゴ」の幼虫です!
拡大して横から見て見ると…
目が大きく、
目の下には涙のように模様が入っており、
なんだかかわいらしい顔つきをしていますよね♪
ちなみに、正面から見るとこんなお顔です。
ちょっと後ずさり気味なツチイナゴさん。
日本に生息するバッタの仲間は、
卵で冬を越すものが多いようですが、
ツチイナゴは秋に幼虫であり、
これから成虫なり、冬を過ごします。
今頃鳴いているバッタの仲間たちとは
生活史が半年ほどずれている感じですね。
このツチイナゴの成虫は、
あまり耐寒能力は高くはなく、
しっかり「冬眠」をするのではなく、
冬でも暖かい日には日当たりの良いところに出てきて、
時折エサを食べることがあったり、
少し活動をすることもあるといわれています。
今の時期、
かわいい幼虫が見ごろです♪
ぜひ発見してみてくださいね!